24.09.25
時折感じる肌寒さに、秋の深まりを感じる今日このごろ?……いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は「読書の秋」ということで、芸工大図書館の前期図書貸出数ランキングと図書館スタッフがおすすめする今秋の図書3選をご紹介します。
最初はこちら!
芸工大生が図書館でどんな本を借りているのか、気になりませんか?
ということで、4月から8月上旬までの前期授業中の図書貸出数を1位から3位をランキング形式でまとめました。
さっそく第3位から紹介していきたいと思います!
2020年、滋賀県大津市を舞台に中学2年生の「成瀬あかり」が全力で我が道を突き進む青春小説。 「私はこの夏を西武に捧げようと思う」という一見突拍子もない一言から始まる物語に、どんどん惹き込まれていくこと間違いなし。公式HPから試し読みもできるので、気になった方はぜひ。
全盲の美術鑑賞者?白鳥さんと一緒にアートを旅する物語。アートとは何なのか、生きるとは何なのか。これまで見えていなかったことが見えてくる、そんな一冊。
『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』特設サイトはこちら
自身に強いコンプレックス感じている青年が、とある哲学者とアルフレッド?アドラーの思想をもとに「どうすれば人は幸せに生きることができるのか」について語り合う。対話形式で物語が進んでいくので、本を普段読まないといった方にもおすすめの一冊。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』書籍情報はこちら
最も貸出数の多かった『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、図書館スタッフいわく、例年を通しても貸出数が多い書籍だそう。自分の性格や容姿についてを強い劣等感を持っている青年が、哲学者との対話を通して自身への向き合い方が変化していく姿は、日々多くの情報が錯綜する「今」を生きる私たちに大切なことを教えてくれます。
さて、続いてはこちら!
芸工大の図書館スタッフにご協力いただき、今秋のおすすめ読書3選をまとめました。
おすすめポイントと併せてどうぞ。
本学卒業生の作品です。今年6月に映画化されて大きな話題になり、たくさんの雑誌にも取り上げられました。ストーリーの良さはもちろん、観た方は主人公たちに共感する部分がたくさんあったのではないでしょうか。
図書館には「漫画☆世界」というマンガコーナーや、充実した雑誌コーナーもありますので、ぜひ見に来てください。
世界的にも知られた現代美術家による入門書です。絵画に限らず、広くものの見方を教えてくれます。図やイラストが豊富で読みやすい、素敵な本です。毎年、新入生向けに図書館司書がおすすめしている1冊です。
『はじめての絵画の歴史 「見る」「描く」「撮る」のひみつ』特設サイトはこちら
※書影は貸し出し中だったため撮影できず、でした
大学で何を学び、それをどう活かすか。どんな仕事に就き、どんな人生を歩みたいかを考える道標にしてみてください。40年以上前に書かれた本ですが、現代にも通じる内容です。
以上、「前期図書貸出数ランキング」と「図書館スタッフがおすすめする今秋の図書3選」でした。
気になった本、もしまだ読んだことのない本があれば、秋の夜長のお供に、一冊お手に取ってみてはいかがでしょうか。
それでは最後に、芸工大の図書館について、簡単にではありますがご紹介します!
学生食堂と対になるように建てられた館内の蔵書は、約15万冊。デザイン書?美術書はもちろん、文庫?コミック、DVDをはじめとしたメディア資料など、多岐にわたります。
入口を入ってすぐには図書企画展示コーナーがあります。今回は「芸工大1年生が選ぶ今、読みたい本」をテーマに、選出された数々の本が並んでいました。奥に進むと先生たちの本2024コーナーも。芸工大の教員が執筆した本が並んでいます。
階段を上がって2階には、ひと席ごとに仕切られた自習スペースがあり、授業期間になるとオンライン講義(※イヤホン必須!)を受ける学生がいたり、レポートに取り組む学生の姿を見ることができます。
……ということで、芸工大の図書館について紹介しました。
芸工大図書館は、一般の方も入館可能です。これを機会に、ぜひ一度お越しください?