23.11.22
芸工大生が、普段どのような環境で滚球体育を送っているのかを、建物を中心にご紹介する「芸工大探訪シリーズ」!
第1弾は【バスプールから本館前の鏡橋まで】。学生目線で見ていきましょう?
まずは、芸工大生が毎日利用する、スクールバスが発着するバスプール。
一日の始まりはここからスタート!
バスを降りると目の前には、四季を感じられる景色が広がっています。
今の時期は紅葉が綺麗ですが、冬になると雪で一面が真っ白に覆われ、神秘的な雰囲気になります。
では、さっそく右手の階段を上がっていきましょう!
階段の途中、左手には迫力のある滝と、ししおどしの原理を用いたアート作品が!
ランダムに動くししおどしが可愛い動きをしています。
山形は夏の暑さが厳しいですが、滝の音で涼しさを感じられる心地いい空間になっています?
作者はポール?ビュリィ、作品名はフォンテーヌ「泉」です。
芸工大では、いたる所でこうした常設のアート作品を見ることができるんですね~
階段を上がった先には本館(ほんかん)が待ち構えます。
周囲の山々と調和するようにと、山の稜線を模した三角形の外観が魅力的です。
設計を担当したのは德山詳直(とくやま?しょうちょく)元理事長と、山形を代表する建築家?本間利雄(ほんま?としお)さん。本間さんは、山形美術館 の設計も手掛けられていて、見た目も兄弟のような建物です。
正面広場の南側には、ステンレス製の円柱型彫刻作品があります。
作者は本学で教えていたこともある、彫刻家?小林康彦(こばやし?やすひこ)さんです。
変わって正面広場の北側には、藝術立国の碑があります。芸工大は、この「藝術立国」という理念のもと、「人と自然を思いやる想像力と、社会を変革する創造力を身につけ、自らの意思で未来を切り拓くことができる人材の育成」を教育目標としているんです!
ふと、後ろを振り返ってみるとどうでしょう!山形市の景色が一望できます。
芸工大は、丘の上にあり遮るものが無いため、開放的な大学であることが分かっていただけると思います。
ちなみに池に佇む彫刻作品は、本学名誉教授で彫刻家の峯田義郎(みねた?よしろう)先生によるものです。
さて、スムーズに本館前まで到着してしまいましが、皆さんは『あるもの』が無いことに気がつきましたか?
それは『門や塀』です。町となだらかに繋がり開かれた大学は、地域との関わりを大切にしている表れでもあるんです。
正面には、正面広場と本館を繋ぐ鏡橋(かがみばし)が架かっています。
学生には、この橋を渡るたびに自分を見つめなおして決意を新たに頑張ってほしい、との思いが込められています。
右手には水上能舞台の「伝統館」があります。屋外にある能舞台としては東北最大級!
毎年5月には、人間国宝の能楽師を招いての「薪能(たきぎのう)」が行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。
本館が池に写り込んでいて、まるで鏡のよう。だから、この池の名前は鏡池(かがみいけ)です。
池の水は循環?濾過して使っています。
たまに池の水を全て抜いて掃除も行っています。その時の写真がこちら!
重機を使ってこんなに大掛かりな清掃を行うんですね。
また、鏡池に映り込んだ夕焼けはこんなに美しい姿も見せてくれます。疲れた心も、この景色を見れば癒されますね。
さて、いかがだったでしょうか?
芸工大の魅力はまだまだ盛り沢山!!次回第2弾は、本館についてお話していきます!!